制作実績

ユニクロ吉祥寺×吉祥寺かるた ウィンドウディスプレイ

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地域密着型ユニクロ×吉祥寺かるたのコラボウィンドウディスプレイ

想い

今は全国にいくつかあるユニクロの「地域密着型店舗」ですが、実は2014年にオープンした吉祥寺店がその第一号店。地域のお店やアーティストをフィーチャーした大きなウィンドウディスプレイが特徴的で、画一的と思われがちなユニクロの店舗の中にありながらとても地元に愛されている店舗です。

クラウドボックスでは、いつか、自社商品である『吉祥寺かるた』も、そのウィンドウを飾ることができるくらい吉祥寺で愛される存在になりたいと思ってきましたが、2023年2月、とうとうその機会をいただくことができました。

ユニクロ吉祥寺店が立地するのは、吉祥寺中道商店街という商店街の入口です。雑貨店、カフェ、公園など、多くの人が街歩きを楽しむ中道通り。
今回のウィンドウも、その中道通りとユニクロの魅力を、かるたというプラットフォームを使って存分に表現したものにしたいと考えました。

カタチ

ディスプレイのテーマは、『吉祥寺かるたで街を歩こう』。
中道通りの商店街をイメージした街のイラストを背景に、多くのキャラクターやマネキンが一緒になって街歩きを楽しんでいる風景を作り出しました。

また今回のディスプレイのためだけに、オリジナルの「札」を考案。ユニクロの服と中道通りのお店の魅力を盛り込んだ言葉とイラストを制作しました。
ウィンドウの前面にはかるたの札を模した「枠」を貼り付け、まるでウィンドウのマネキンたちがかるたの中に入ってしまったような演出に。ショーウィンドウの空間を何層にもレイヤー化した装飾にすることで、まるでテーマパークのような奥行きのある空間を作り出しています。

イラストを担当したのはもちろん、『吉祥寺かるた』のイラストレーターであるきょしょうさん。
イラストのいたるところに実在する地元の方やカルタの中の登場人物をちりばめるなど、独特の遊び心に満ち溢れた世界観を表現しています。

ディスプレイは2023年の春夏シーズンを通して飾られる予定。その間、クラウドボックスでもワークショップやイベントなど地域と連携したいろいろな取り組みを企画していきます。

『吉祥寺かるた』は、吉祥寺を愛する皆さんによって作られ、育てられてきた商品です。
このユニクロの大きなウィンドウを通してその感謝のメッセージを伝え、吉祥寺の街に少しでも多くの笑顔をお返ししていくことができたらと願っています。

Date
2023/02~
Client
ユニクロ 吉祥寺店
Creative Director
徳永健
Art Director
園田理明
Illustrator
きょしょうさん