「雲」という言葉から、あなたはどんなイメージを浮かべますか。
夏の入道雲ですか?それとも夕日に映える鱗雲、いわし雲、飛行機雲、
あるいはどんより垂れ込めた曇り空や、真っ黒な雷雲でしょうか。
同じ「雲」という言葉でも、浮かべるイメージは百人百様です。
「雲」は、見るたびに形を変え、そして見る人の気持ちによって、見える姿を変えていきます。
ときには綿菓子に見えたり、白馬に見えたり、人の横顔に見えたり、天使の昇る梯子に見えたり……
私には、「雲」という言葉と「空想」という言葉は、とても親しい関係にあるように思えます。

そしてもうひとつ、「箱」というもの。
これもまた、想像力を喚起する代表的なもののひとつでしょう。
人は、蓋の閉まった箱を見れば「何が入ってるんだろう」と想像し、
また、からっぽの箱を見れば「何を入れよう」と思いを巡らせます。

そんな、「空想」や「想像」を象徴するようなふたつの言葉をくっつけて、
『クラウドボックス』という名前を考えました。
クラウドボックスは、
雲のようにいつも豊かで柔らかく、
そしておもちゃ箱のようにワクワクする存在でありたい。
誰かの夢を形にするための“魔法の道具箱”のようでありたい。

この名前には、そんな願いが込められているのです。


徳永 健

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