制作実績

本を作る仕事

イラストレーションを含めた書籍の装丁デザイン

2012年末現在。来年あたり日本でもようやく電子書籍が一般レベルでブレイクしそうな気配ですが、まあそれはもちろんそれとして、やっぱり「紙の本」を作る仕事というのはとても面白かったりするわけです。

もともと、私、トクナガが、若い頃は書籍や雑誌の挿絵を描くイラストレーターをずっとやっていたからというのもありますが、やはり本の世界の、百年前から基本的にほとんど変わっていない「手作り感」みたいなものが、きっと好きなんだと思います。

たとえば、表紙を開いたときの見返しの紙はどんな色で、どんな手触りのものにしようかとか。この本の世界観だったら、本の背中の接着部分に入れる花布やしおりは落ち着いた光沢のものがいいだろうとか。他の仕事にはない頭の使い方をいっぱいしなくてはならないのです。

電子書籍というのは、【情報の配信】という意味では、一人で、自宅からでも世界中の無数の読者に向けてコンテンツを送り出せてしまいます。一方、「紙の本」を作る作業というのは、大の大人や職人さんたちがよってたかって汗水流さないと、読者の手には届かない。印刷機が回転した、ほんの数千〜数万という数に閉じられた【小さな世界を作る】作業なんですね。そこが面白いし、やっぱりかけがえがない、と思います。

クライアント:講談社 くもん出版 梓書院 芸文社
イラストレーション:徳永健

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